北九州中央社会保険労務士法人
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退職金制度の構築

起こりうる退職金倒産!

退職者が出るので昔に作成した退職金規定を見てみると想像以上の額の多さに驚かれる経営者の方が多くいらっしゃいます。
「ここまでの金額になるとは思っていなかった」
「これからどんどん定年退職者が出るのにどうしよう」
など、問題に直面してからの対応では後の祭りです。

よくある問題点

  1. 積立金が不足している。

  2. 基本給を基準にして退職金を決めているので多額の退職金が必要になっている。

上記の問題点などが多く聞かれます。
一言に「退職金規定」「企業年金規定」といってもいろいろな種類があり、どれを採用してよいのかは非常に難しい判断です。

一括で払わなくてよいということで企業年金制度を利用しても支払う額に利息が付いたり「退職金給付債務」として年金の積立不足があれば会社評価の大きなマイナスになってしまいます

退職金制度は労働者の将来を保障する大変重要な制度ですが一歩間違うと会社の首をしめてしまうデリケートな問題です。

また、平成24年3月末には適格退職年金制度が廃止されることとなっており、その対策も必要です。

むやみに退職金規定を変更してはいけません!

支払う額をただ下げたいからといって労働者の意見を無視して勝手に下げれば労働者の不利益になることですから間違いなく問題に発展します。

きちんと労働者への細かな説明、協議を重ね変更の必要性を十分理解してもらってから行わなければなりません。

当事務所ではそういった経営者の方が労働者の方にお伝えしづらい部分も社会保険労務士としての立場から労働者の方にトラブルにならないよう最大限の注意を払って対応をいたしますのでご安心ください。